プログラミングはイメージ力である
私は未経験でシステム会社に入社した。
それまでパソコンは触った事があるが、プログラムには全く触れた事がなかった。
現在はフリーのSEとして活動している。
最初会社でC言語を学んだが、大きな企業ではなので研修らしい研修はなかった。
「独習C」というとんでもなく分厚い本を渡され、
ボーリングのスコアプログラムを1週間で作れというものだった。
プログラムを学ぶにあたって、1番重要なのはイメージすること。
最初から変数やオブジェクト、クラスを理解しろと言われても、
予備知識が無い人にとってはとても無理難題である。
参考書ではよく、”箱”や”車”などに例えてある。
私はその例ではあまりピンと来なかったが、
本に記載されているコードを書いて、動かして、を繰り返しているうちに
なんとなく頭の中でイメージ出来るようになってきた。
イメージが出来てないうちは理解していないも同然である。
イメージが出来ていれば、障害が起きてもある程度の当たりを付けられる。
大規模なプロジェクトでも同じで、
ネットワーク構成からサーバ構成、フレームワークの動きなど、
独自の形でいいのでイメージ出来る事が大切である。
プログラミングだけではなく、全てに通ずると思うが、
イメージ力はすごく大切だと思う。
プログラムを学ぼうとしている人は
実体がないプログラムを頭の中で形にすることが
理解へつながる近道だと思う。